金・金地金のNo.1メディア
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徳力本店は享保12年（1727年）創立の長い歴史がある企業で「江戸からも、これからも、徳力本店」というキャッチフレーズで江戸時代から続く信頼を生かした貴金属売買のサービスを提供しています。徳力本店は金投資をする際に魅力的な取引先の一つです。
この記事では徳力本店の特徴とサービスの内容をまとめました。徳力本店を利用するときの注意点も詳しく解説するので、金投資をする際の参考にしてください。
Contents
徳力本店では金、プラチナ、銀、パラジウムといった貴金属の売買のサービスを提供しています。
金の取引についての徳力本店のサービス状況をまとめると以下のようになります。
| 徳力本店の基本スペック | |
|---|---|
| 購入金額 |
レートにより変動 |
| 最低購入グラム数 |
5g |
| 最大購入グラム数 |
1,000g |
| 購入手数料 |
|
| 買取手数料 |
|
| 保管料 |
別途参照 |
徳力本店では1gカードから1kgバーまで幅広く売買できるサービスを提供しています。500g以上の金地金については購入手数料も買取手数料もかかりません。
少額資金で金地金を購入したいときにはグラム数に応じて手数料がかかります。購入のときだけでなく、買取のときにも手数料がかかるので注意が必要です。
徳力本店で金地金を購入する方法は店頭購入、電話での購入、Web購入の3つの方法があります。ここでは徳力本店における金地金の購入方法について詳しく解説します。
徳力本店で購入できる金地金は重量によって決まっています。以下の10種類から選んで金地金を購入することが可能です。
1kg
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500g
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300g
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|---|---|---|
200g
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100g
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50g
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30g
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20g
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10g
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5g
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1gカード
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徳力本店の金地金にはTOKURIKIのオリジナルの刻印があります。ブランド価値もあるのが魅力で、徳力本店が独自に整形をしています。
徳力本店では店舗に行って金地金を購入することが可能です。
徳力本店は東京都千代田区鍛冶町に本社があります。神田駅から徒歩圏内にある店舗です。
また、徳力本店には大阪店と甲府事業所もあります。大阪店は大阪府大阪市中央区南船場にあり、心斎橋駅やクリスタ長堀の近くです。
徳力本店の甲府事業所は山梨県中巨摩郡昭和町にあり、電車でのアクセスは難しいですが、車では中央自動車道甲府昭和インターから5分程度の位置にあります。
徳力本店では店頭に行けば比較的簡単に金地金を購入することが可能です。店舗の窓口で購入したい金地金の種類と数を伝えれば購入手続きを進められます。
徳力本店での金の購入時には本人確認書類の提示が必要になります。
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、顔写真付きの住民基本台帳カードなどであれば1つだけで本人確認を受けることが可能です。健康保険証を用いる場合には年金手帳や住民票の写し、公共料金の支払明細書などの住所がわかる書類も求められます。
来店の取引では100万円以下の購入のときにはその場で現金による支払いをして金地金を受け取ります。100万円を超える取引の場合には銀行振込による支払いが必要で、金地金は配送してもらうことになります。支払いの際の振込手数料は購入者が負担する仕組みなので注意しましょう。
徳力本店の店舗は東京、大阪、山梨に限られているので、近くに店舗がなくて利用できないのが悩みになる場合があります。しかし、徳力本店では電話やWEBでの購入も受け付けているため、どこに住んでいる人でも金地金を購入することが可能です。
電話注文では徳力本店の本社と大阪店を利用できます。電話をして購入したい金地金の種類と数量を伝えましょう。そして、氏名や住所などの顧客情報を伝えて売買契約をします。
売買の契約が済んだら注文日の14時までに銀行振込で徳力本店の指定口座に支払いをします。振込手数料は購入者の負担です。支払い時には金地金の購入代金と送料を合わせて振り込むことが求められます。なお、電話による金地金購入の受付時間は平日の 10:00～13:30です。
WEB購入の場合には徳力本店の本社地金本舗が対応します。徳力本店の公式サイトから必要事項を入力して送信すると、購入受領のメールが徳力本店から届きます。この時点で金地金の売買が成立したものと見なされて手続きを進めることが必要です。
注文した当日の14時までに金地金の代金と送料を振り込むことで取引が成立します。WEB購入の場合にも金地金購入の受付時間は平日の 10:00～13:30で、振込手数料は購入者の負担になります。
電話またはWEBによる申し込みでは、金地金と一緒に本人確認書類の送付のための封筒が送られてきます。運転免許証やパスポートなどの写しを用意して返送することが必要です。
徳力本店では一般社団法人日本金地金流通協会正会員の刻印があるか、LBMAの認める金地金の場合には速やかに売却に対応してもらえます。売り方として店頭と電話の2通りがあるので詳細を理解しておきましょう。
徳力本店の店頭で金地金を買い取ってもらうときには、店頭に金現物を持参することが必要です。金地金のブランドや品位などを査定した上で、金地金の重量に応じた買取金額が提示されます。徳力本店で金地金を売却するときには本人確認書類の提示が必要です。
| 100万円以下の場合 |
その場で現金で受け取れる |
|---|---|
| 100万円を超える場合 |
振込で代金を受け取れる |
100万円以下の金地金の場合には、その場で買取代金を現金で受け取ることができます。しかし、100万円を超える金額になるときには振込で代金を受け取ることが必要です。
振込の場合には通常は2営業日後、月末の場合には3営業日後に振り込まれます。買取代金の振込手数料は自己負担になります。
徳力本店では電話による金地金の売却に対応しています。徳力本店では最初に所定のフォーマットに記入し、必要書類を添えて提出することが必要です。
基本的なフォーマットは徳力本店で整えているのでダウンロードして使うことができます。送付する書類には本人確認書類や振込先情報、連絡先情報なども含まれているので準備を整えてから申し込みましょう。
徳力本店の電話による売却の受付時間は10時～16時です。
電話をしたら売却したい金地金の重量などの情報を伝える必要があります。取引をする上で氏名、住所、電話番号も伝えることが必要です。
金地金を売却するときには金地金そのものを送らなければなりません。手続きをした上で金地金に必要書類を添えて送ることにより売却手続きができます。金地金と必要書類がすべて届いた後、2営業日（月末の場合には3営業日）で買取代金から振込手数料を差し引いた金額が振り込まれます。
徳力本店では購入した金地金を保管してもらえるGTKシステムを提供しています。金地金を購入したときに、自分で保管せずに徳力本店に安全な方法で保管してもらえるサービスです。
徳力本店のGTKシステムは簡単に利用できます。まず、徳力本店の口座を開設しましょう。
そして、金を購入するまたは自分で持っている金地金の預け入れの手続きをします。
徳力本店で購入する場合と他で購入した金地金を預ける場合では手続きに違いがあります。どちらの場合にも100gから対応していて、100g単位での預け入れが可能です。
購入して預け入れる場合には徳力本店で金地金を購入したときに手続きをおこなえます。購入した金地金をそのまま徳力本店に保管してもらうことができる仕組みです。
一方、持ち込みの場合には地金の鑑定を受けてから預け入れる流れになっています。店頭でも電話でも持ち込みで預け入れることが可能です。契約のときには預入れ手数料を支払う必要があります。
徳力本店のGTKシステムを利用するときには手数料がかかるので気を付けましょう。
| 各種手数料 | |
|---|---|
| 口座開設手数料 |
1,100円 |
| 年会費 |
1,056円 |
|
徳力本店の金地金 預入れ手数料 |
100g～1kgの地金：5,500円／本 |
|
他社の金地金 預入れ手数料 |
|
まず、徳力本店では口座開設手数料して最初に1,100円がかかります。また、年会費として1,056円が継続的にかかるので注意しましょう。
また、持込みで金地金の預入れをするときにも手数料がかかります。徳力本店の金地金を持ち込む場合には、100g～1kgの地金について1本ごとに5,500円の持込み預入れ手数料を支払わなければなりません。
他社の金地金を徳力本店に預け入れる場合には、100gで9,900円、200gで14,300円、300gで18,700円、500gで27,500円、1kgで55,000円がかかります。他社の金地金を預けると手数料が大幅に上がるので注意が必要です。
徳力本店のGTKサービスを利用するときには平均数量に応じた保管料が6ヶ月ごとにかかります。1kg以下であれば1,320円、5kg以下なら2,640円、10kg以下なら5,280円、15kg以下なら79,20円です。
| 保管料 | |
|---|---|
| 1kg以下 |
1,320円 |
| 5kg以下 |
2,640円 |
| 10kg以下 |
5,280円 |
| 15kg以下 |
7,920円 |
対象期間の平均保有従量によって保管料が算出される仕組みになっています。1日ごとに徳力本店に預けている金の重量を累計していき、6ヶ月の時点で1日あたり何グラムの金をGTKシステムに預けていたかによって請求される仕組みです。
徳力本店で金取引をするときには注意点があります。取引を始めてから後悔しないように重要なポイントを押さえておきましょう。
徳力本店は注文のキャンセルを一切受け付けていません。金地金は時々刻々と相場が変わる商品なので、タイミングをずらして売買したいと思うことがよくあります。
しかし、そのタイミングによって徳力本店の利益や損失も大きく変わります。そのため、徳力本店では注文が確定した時点でキャンセルは受け付けないというスタンスで運営しています。
徳力本店では金地金の送料が全国一律で2,200円です。東京本社、大阪店、甲府事業所のどこで購入した場合にも送料に違いはありません。
ただ、店頭で金地金を購入した場合にはその場で持ち帰って送料をかからないようにすることができます。また、金地金の場合には3kg以上を注文したときには送料無料で送ってもらうことが可能です。
金地金の取引をしたときには税金がかかるので気を付けましょう。徳力本店で金地金を購入したときや、保管を依頼したときには利益にはならないので税金はかかりません。しかし、金地金を売って利益が生じた場合には所得に応じた納税が必要になります。
企業などで働いている給与所得者などの場合には金の取引によって得た利益は譲渡所得になります。譲渡所得は総合課税に含まれているため、給与所得などと合わせて税率や税額を計算することが必要です。
譲渡所得には年間で50万円の特別控除があるため、少額の利益であれば控除によって課税対象外にすることができます。
譲渡所得には短期譲渡所得と長期譲渡所得があります。金地金を購入してから5年以内に売却して利益を得た場合には短期譲渡所得で、税率が高めです。しかし、5年を超えて金地金を保有していて売却による利益を得た場合には、長期譲渡所得になって税率が半分になります。
金地金の売却によって1日に200万円を超える利益を得た場合には支払調書が送られてきます。徳力本店はこのような高額の取引があったときに支払調書を作成して税務署に提出することが求められています。
支払調書には顧客情報として氏名、住所、マイナンバーが記載され、売却した金の数量と支払い金額も明記されます。支払調書は取引サービスを提供する側の義務なので、徳力本店で金地金取引をして1日で200万円を超える取引をしたときには必ず発行を受けることが必要です。
徳力本店は江戸時代から続いている貴金属の販売・買取・保管をしている老舗の企業です。金だけでなく銀、プラチナ、パラジウムの取り扱いもしています。
購入と売却だけでなく、保管サービスとしてGTKシステムも用意しているのが特徴です。金は1gから購入することができるので少額投資ができます。
ただ、購入手数料や送料または保管料を負担しなければならないため、金投資をするときには費用対効果を考えることが重要です。